コーティングなど表面加工の機械から出てくるコーティングされた製品をチェックする仕事です。ごみが混入していないか、虫が入っていないか、しわが発生していないかなどを確認します。確認作業は、担当者が1人1台の機械について行います。製品として出荷する前に「製品がきちんと仕上がっているか」を最終確認する、非常に大切な仕事です。
コーティングの機械を稼動させて、刷本という印刷された紙にツヤ出し加工をする作業を行います。プレスコートという作業の場合には、塗料を塗って、乾燥させ、プレス（加圧）し、不要部分を剥がすところまで1台で作業します。刷本の大きさや厚さはまちまちなので、刷本ごとに塗料の量や刷本を送り出す速さなどを調節しなければなりません。当初は、先輩社員のサポートを受けながら仕事を覚えていきます。やがて、1人1台の担当となります。コーティングの仕上がりを左右する作業なので、責任は大きいですが、やりがいも大きな仕事です。
お取引先との交渉、見積書・請求書の作成などが主な仕事になります。入社当初は先輩社員や上司から教えてもらいながら作業することになります。また、コーティング技術の知識を徐々に増やしていただき、工場の作業を把握しながら、オペレーターのみなさんに的確な指示を出すことも必要になってきます。クライアントのご要望を的確にオペレーターに伝え製品を仕上げる、コーティングの総合プロデューサーの立場と言えるでしょう。
